通称フィリピンで知られている国の正式名称はフィリピン共和国である。フィリピン共和国はその名のとおり、共和制国家である。

東南アジアに位置する島国であり、フィリピン海、セレベス海、南シナ海、スールー海、ルソン海に囲まれている。周囲には同じ島国である日本の他、インドネシア、ベトナム、マレーシア、中華民国、韓国がある。公用語はタガログ語と英語である。

首都はマニラ市で、最大の都市はケソン市である。マニラ市やケソン市を含むフィリピンの中核である都市圏は、メトロポリタンマニラと呼ばれている。

メトロポリタンマニラはメトロマニアと簡略化した名称で呼ばれることも多い。メトロポリタンマニラは国の政治、経済、情報、文化の中心として発展している。

16世紀の末にフィリピンはスペインの植民地となったが、その際に、マニラ市が首都に認定された。スペインから独立してからも、マニラ市は首都の地位を保ち続けている。

世界都市ランキングにおいて、東南アジアで5位、世界全体で63位の評価を受けている。マニラ市はルソン島のほぼ中央に位置しており、西側はマニラ湾に面している。海岸周辺に高層ビルが立ち並ぶ光景は、いかにも首都らしい風格がある。マニラ湾の海岸沿いに多くの観光名所があり、世界中の人々が足を運んでいる。

フィリピンの首都マニラ市は熱帯地方にあるため、気温の変化が少なく、一年を通して温暖である。雨季が5月から12月の前半までと長いため、比較的湿度が高いという特徴がある。雨季と言っても日本の梅雨とは異なり、一日中雨が降り続くということは少なく、短時間に激しい雨が降ることが多い。

首都マニラ市を含むメトロポリタンマニラでの交通機関は、マニラライトレールとマニラメトロレールという高架鉄道がある。これらの高架鉄道だけでなく、フィリピン国鉄も利用できる。

鉄道の他に有名なのがジープニーと呼ばれている乗り合いタクシーである。三輪タクシーといった日本では目にすることができない珍しいタクシーも街を走っている。また、観光客向けに馬車も通りを走っている。マニラ市の道路は混雑が激しく、渋滞することが多々ある。

公用語が英語であることから、マニラ市には外国人を対象とした英会話学校が多数つくられている。

日本からマニラ市に英語を学びに行く人は少なくない。アメリカやイギリス、オーストラリア等の英語圏に留学するよりも費用が安く済む上、英語の教え方が上手いことから留学先としてマニラ市の人気が高まっている。